2年生のみなさんへ Vol.14 ~国語小話~

2年生のみなさんへ、健康的な毎日をすごすことができているでしょうか?先日、家庭訪問を行い、元気そうな皆さんの姿を見て、先生たちも元気をもらうことができました。家庭訪問とあわせて、宿題の一部を回収しましたが、その中で「国語の宿題多いし、難しい」という声を聞きました。先生なりに、分量と難易度を頑張って考えて手作りしたのですが……その点については申し訳なかったです。

ですが、しっかり学習して次の家庭訪問の際には提出してくださいね(^_^)/

 

その上で、国語の勉強に関したちょっとした小話をしたいと思います。

休校期間に入る前に、皆さんと数回だけ授業をしました。「品詞の分類」について覚えているでしょうか。一見すると「つまらない」「よくわからない」と言われる品詞の分類ですが、この領域を勉強する意味とはなんでしょうか?先生個人の考えですが、「相手の言っていることを正確に理解する、相手に正確に伝える」ために品詞の分類の勉強は重要だと考えています。※他にも「評論文」や「小説」「古文」にも学習する意味や理由は必ず存在します。

例えば、「Aさんが好き」という文章と「Aさんも好き」という文章の違いについて考えてみましょう。どちらの文章も「Aさんに対する好意」では共通していますが、2つの文章のニュアンスはまったく同じでしょうか?もし、自分が好きな人から言われるとした「Aさんが好き」と「Aさんも好き」のどちらが嬉しいですか?

多くの人は「Aさん好き」と言われるほうが嬉しいのではないでしょうか?「Aさんも好き」という文章は、他にも好きな人がいるような印象を受けますよね。自分が告白するとしたら「Aさんのことが好きです」とは言っても「Aさんのことも好きです」とは言わないですよね(笑)。正確に使い分けをするためには、今回で言えば「が」と「も」の助詞の性質の違いを知っておく必要があるわけです。

このように、たった一文字の違いで相手に異なる印象を与えるのが皆さんが使っている日本語というものです。一文字でさえ異なる印象を与えるのですから、単語や文章の構成、言葉選びになると、さらに相手に与える印象、相手の言いたいことを理解するのは難しくなります。そんなときに、国語を勉強しておけば、「無意識に」相手の言いたいことを理解し、自分の言いたいことを伝えることができるのです。最初から「無意識に」なんでもわかるわけではありません。「無意識で」理解できるようになるために、授業や家庭学習で頭を悩ませ、自分の知識や能力として獲得していくのです。※もちろん「意識的に」文章やことばと向き合うことが大切な場合も多いですが…

 

皆さんはすでにある程度の水準で「無意識に」相手の言いたいことを理解し、自分の言いたいことを伝えることができるため、国語の勉強に意味が見いだせないのかもしれません。しかし、今後、中学三年生、高校、大学、社会人と進んでいくうちに、皆さんがふれることになる「ことば」はより難解になっていきます。そのときに「分からない」状態になるのは皆さんが「無意識」で使いこなせる国語のレベルが追いつかなくなったときです。そのときになって初めて「国語」の重要さに気づくのはなんだかな気がしませんか?

最後に、某先生の言葉を借りて「さぁ、今日も国語を勉強しようじゃないか!」

(2年 国語科担当より)