3年生の皆さんへ vol.4

    皆さん、体調はいかがですか。そして、有意義に時間を使っていますか。

    私は、最近、時間がとれると本を読んでいます。4月に入ってからは30冊ほど読みました。松本先生にお借りした阿部智里「八咫烏シリーズ」が、おもしろかったです。今は、山﨑圭一『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』と松尾たいこ『古事記ゆる神様100図鑑』を読んでいます。

    先日の荒天により、桜はほとんど散ってしまいましたが、春になると坂口安吾「桜の森の満開の下」や梶井基次郎「桜の樹の下には」を思い出します。皆さん位の頃に読み、美しければ美しいほど桜が恐ろしく感じるようになったのを覚えています。「青空文庫」で検索すると作品が出てきますので、興味がある人は読んでみてください。あんまり気持ちのよい話ではありませんが……!

 せっかくの春なので、春らしい苺が題材の読後感さわやかな荻原浩『ストロベリーライフ』と、宮部みゆき『この世の春』も紹介します。「この世の春」は江戸時代が舞台のミステリーですが、つらい冬を乗りこえると暖かな春が来る、そんなことを思わせてくれる物語だったような気がします。

 今、皆さんも制約の多い生活を送る中で、息が詰まることがあると思いますが、そんなときこそ、どっぷり本の世界にハマってみてほしいと思います。読んだ本の感想、メモはぜひ「夢ノート」に。